議会報告ASSEMBLY REPORT

2010.11.16 カテゴリ:平成22年9月定例会 鳥獣被害対策について

 県では近年、シカ、イノシシをはじめとした野生鳥獣が増加をしている原因は何であると認識され、どのようなメカニズムで野生鳥獣が増加していると考えておられるか。
また、その原因を踏まえ、今後、野生鳥獣被害対策としてどのような取り組みを講じられるのか。

 

 

 原因として、中山間地域の過疎化・高齢化に伴う耕作放棄地の増加や、林地の荒廃や里山林の放置により、生息環境がよくなったこと、次に、野生鳥獣の栄養状態が良くなり、出生率が増加し、全体の個体数が増加していること、更に、狩猟者の高齢化や減少により、野生鳥獣の捕獲が頭数の増加に追いついていないなど、これらの好条件が連鎖し頭数が増加していると考えられる。
 対策として、隠れ場所となっている周辺集落の放置された里山林を整備し、見通しの利く緩衝帯とすること、また、被害の防除として、餌となる不要果実の除去や耕作放棄地の解消等、有害鳥獣をよせつけない環境づくりを地域くるみの取り組みとして推進するとともに、農地等への進入防止のための効果的な柵や防護ネットなどを設置、更に、被害対策の人材育成として、地域住民のリーダー並びに狩猟免許取得者を確保した。新たな取り組みでは、個体調整に効果的なメスジカの捕獲に対する補助金を予算化した。今後とも、関係市町村とも連携を図り、総合的かつ粘り強く取り組んでいきたい。

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松尾いさお事務所

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