議会報告ASSEMBLY REPORT

2012.03.12 カテゴリ:平成24年3月定例会 校庭の芝生化について

これまで校庭の芝生化を実施してきた学校における使用の状況や維持管理などの課題について、児童や保護者、教職員、一般の利用者などの声も含め、県教育委員会としてどのように受け止めて、対応していくのか。

 


 本県では議員お述べのとおり、平成21年度より、外遊びの活性化や、子どもの体力向上を図る取組の1つとして、運動場芝生化を小学校15校、県立学校5校で実施したところでございます。
 今年度、教育研究所の調査から、実施小学校の運動場でのケガの発生件数は、芝生化以前に比べ約29%減少。子どもの外遊びの数が、土の運動場より約5%、女子においては約10%上昇という結果が出ております。また、今年度、県の体力テスト調査では、芝生化校の平均値は8種目中男子が6種目、女子が5種目で県平均値を上回り、5年生から6年生への伸び率では、例えば立ち幅とびで、男子県平均が5.1%に対して芝生化校が8.9%、女子で県平均が4.4%に対して芝生化校が8.8%と大きく上回ったところでございます。
 一方、維持管理については、散水はスプリンクラー、刈り込みは乗用芝刈り機、施肥は肥料散布機で、少しでも作業量を軽減しているものの、まだ刈り芝の処理等の作業があることも承知しております。議員お述べのとおり維持管理作業が、教職員だけの学校や地域ボランティアの協力を得ている学校もあり、あくまでも子どもたちの体力向上のために、PTAや地域の方々にご理解をいただき協力を求めていく方向も、一方で開かれた学校という観点から必要と考えているところでございます。
 また、虫刺されや養生期間の使用制限などの課題については、芝生周辺の環境整備や養生範囲を2分の1ずつにするなどが言われているが、今後は専門家による指導や芝生化実践校による連絡協議会を定期的に開催することで情報を共有し、対策に向けて取り組んでいく予定としております。
 今後も県教育委員会としては、学校、児童や保護者、一般の利用者などの声も聞きながら、市町村教育委員会と連携して、芝生化での課題への対策を講じると共に、奈良県の子どもたちの体力を向上させるための諸施策に力を注いでいく所存であります。

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