議会報告ASSEMBLY REPORT

2009.05.19 カテゴリ:平成21年2月定例会 県の道路整備、特に中山間部における骨格道路の整備について

 本県の道路整備は非常に遅れており、骨格となる京奈和でさえも全国に比べ半分程度の整備状況にあります。このため、平野部では、渋滞や交通事故が多発し、山間部では、すれ違い困難な幹線道路が残されるなど、多くの県民が困っている状況です。
 県議会では、道路整備の遅れにより地域格差が置き去りになることを危惧し、十二月議会では意見書を採択し、一月には京奈和自動車道促進議員連盟としての要望活動も行っております。
 また、これまで二十数年余、南部振興議員連盟として、十津川をはじめ吉野・南和の「命の道」として、国道168号や169号等の早期整備を長年に亘り要求しているところでございます。
 又、南部振興議員連盟で、さる一月三十一日に「県政を語る十津川村の集い」と称しまして、十津川村で村民の皆様と集いをもたせていただきました。この集いをもたせていただきました事に関して、更谷村長をはじめとする関係者の方々にこの場をお借りしまして、深く感謝を申し上げます。
 村民の皆様から、医療、林業振興、観光など、多くの意見を聞きましたが、中でも道路整備に関するご意見を大変多く頂いたところであります。
 道路特定財源の一般財源化の議論の中で、このような事業の必要性が議論されているように聞きますが、地方部、特に山間部の道路は、交通量とかだけで判断されてしまっては、地域が立ちゆかないものと考えます。国道169号の一昨年の悲惨な事故も記憶に新しいところでございます。
 そこで、知事にお伺いします。経済流通、観光振興、救命救急輸送、生活利便性の確保など、様々な観点からも、国道169号などの山間部の骨格を形成する道路の整備は、今後も進める必要があると考えますが、知事の考えをお聞かせください。

■荒井知事からの回答

 中南和・東部地域の山間部の活性化のためには、道路の整備が極めて重要だと思っている。滞在型観光を促進する観光情報の発信によるへき地山間の地域活性化、また、診療機能の維持のための、道路利用、自動車が唯一の交通手段となっているこれらの地域において道路サービスの提供が極めて重要と思っています。
 議員ご指摘の国道168号・169号は、地域の生存に不可欠な「命の道」として安全・安心な道路となるよう、地元から要望されているところであります。県としては,道づくり重点戦略で特に整備が遅れている国道168号など、安全で安心な交通機能を確保するうえで信頼性に課題のある幹線道路を重点整備箇所と位置づけている。それらを受け、現在事業中の国道168号辻堂バイパス、川津道路、旭口道路等の整備に重点的に取り組むことにしたい。
 また、直轄権限代行という形で国の主体的なかかわりを頂いている国道168号十津川道路、国道169号上北山道路の整備促進については、引き続き国に働きかけを行っていきたい。
 また、既存の道路の安全な通行を確保するため、危険な箇所、危険な状態の早期発見・早期対策を行うための道路防災実施計画を平成21年度中に策定し、道路斜面等の防災対策に取り組みたい。県としては、中南和・東部地域の振興を図る観点から、道作り重点戦略に基づき効率的・効果的な道路整備に引き続き取り組んでいきたい。

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